フランスを車で旅行してきました!6〜9日目【サーファーで賑わう碧い海!ビアリッツへ】

6日目は美しい海の街、活気溢れるビアリッツへ!(下の地図の) 今回の車の旅、目的はこのあたりの海辺の街でゆっくり過ごしたいからでした。フランス人に夏のヴァカンスのおすすめの場所を聞かれると、多くの人が「南西の海沿いの街」と答えるんです。外国からの観光だと、フランスの海辺のリゾート地といえばニースが有名なのですが、彼ら曰く、ニースは観光客が多すぎて疲れるしのんびりできない。南西の方が人が少ないし、何と言っても食事が美味しいとの事。これは楽しみ!

車の旅15日間の日程

  1. ロワールで城巡り
  2. ボルドー
  3. サンテミリオン
  4. ビアリッツ
  5. ビダール(スペイン国境の側)
  6. シャトーホテルに宿泊

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道路が混まないので長距離でも疲れませんでした。フランスの高速道路は最高速度130キロですし、地平線まで続く畑や放牧地の真ん中をひたすらまっすぐ道路が敷かれているので日本より快適です。自動運転化したらさらに便利でしょうね。

 

ビアリッツってどんな街?

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碧い海の広がる街でリゾート地ですが洗練された感じというより、サーファーと若いカップルが多い、活気がある街でした。ニースより静かだと聞いてきたんですがこの街もだいぶ人が多いです。ニースと違い砂浜に有料のチェアーやパラソルはありません。本気のサーファー達が集っており、腹筋の割れたパーフェクトボディの男性がたくさんいます(映画俳優みたい!)女性もすごく筋肉があってスポーティ!弱そうな人が全然いない街です!

市街散策が楽しい!

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街もとっても人が多く、道で市場が開かれていたりするのでサンドイッチなどの軽食を食べたりお土産やさんを見るのが楽しいです。チェーンスーパーもいくつかあるので、飲み物をすぐ買えて便利です。

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多国籍料理の屋台

なかなか大きい街で半日歩くと結構疲れます。食事をする場所も豊富です。フランスでは普通食事はコース料理しか存在しないし手軽ではないんですが、こちらの街はスペインとフランスの文化がしっかり融合しており、居酒屋的な文化があるのです!

街中のバーのテラス席で食事

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パンの半なまフォアグラのせ 七味唐辛子と岩塩付き

カシスの甘いお酒なんてパリにはあまり無いしこの一口サイズの単品料理を自由に注文できるというのが久しぶりすぎて興奮しました。比較的少食な日本人には嬉しすぎてこれだけでもこの街に来てよかったと思いました。

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えびのプランチャ風

えびのにんにくハーブ炒めです。すっごく美味しい!プランチャってスペインの地名ですよね、確か喜劇のドン・キホーテの設定上の出身地だったような?南西フランスでは魚介系にんにく炒めのことをプランチャの・・・と呼ぶみたいです。

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couteau(クトー)貝の炒め物・ピーマン焼き

この貝ご存知ですか?どうやら日本ではマテ貝という呼び名が一般的らしいのですがプリプリで旨味がぎっしり詰まっていて、食べ応えもあって美味しいんです!パリでもよくカジュアルなお店で出されますが普通はバジル焼きです。この地方はスペイン文化が混じって、トマトとハーブです。ちょっと濃いめの味付け。ピーマンはシンプルに焼いて岩塩がまぶしてあるんですが甘くてちょっぴり苦くてヘルシー!日本の青唐辛子に似ています。本当日本人の口に合う!魚介は裏切りませんね。

 

海辺の観光スポット

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ビアリッツの観光スポットといえばこの橋で繋がれた小島です。女神の白い像がてっぺんに立っていますが、荒波を側で感じながらちょっとした冒険気分が味わえます。

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小島には岩がぼっこり。記念写真を撮るのにいいですね。

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橋から見える岩です。トンネルみたいで面白い!小舟でくぐったら楽しいでしょうね。この辺りは変わった削れ方をした岩が多く、砂浜の側もトンネル状になった岩をくぐることができます。

砂浜

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メインビーチの夕暮れ時です。サーフィン出来る海というだけあって波が荒いです。潮の満ち引きも激しいのでビーチの広さが時間によってだいぶ違います。ブランケットを敷いてのんびり海を眺める人もたくさんいます。砂浜は黄色系の細かい砂です。

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海の側の複合レストラン。高級感のある美味しいスイーツやサンドイッチがこちらで買えます。飲み物や食べ物に困らないので快適に過ごせます。近くにホテルを取った方は泳ぐのも楽しいですし、そうでなくても水着や軽装で浜辺に寝転んで過ごすのも楽しいビーチだと思います。

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こちらが先ほど話した砂浜近くの自然のトンネルです。こういう場所がいくつかあって潮の満ち引きに合わせて遊べます。ただビーチサンダルだと岩で怪我しそうで危なかったです。

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夕方人が少なくった浜辺に突如謎のパフォーマーが素晴らしい絵を描いて行きました!すごすぎ!こんなの日本で見たことない。

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夜はロマンチックです。完全に日が暮れるまでサーフィンをする人がたくさんいます。夕日の中サーフィンしている方がとても美しかったです。

スペイン色溢れる夕食

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夕飯はパエリアのレストランへ。魚介とチキンたっぷり!しかもお米〜美味しい。幸せです。ワインはフランスのものが種類豊富に用意されています。フランス語なのに、料理をシェアしてカジュアルに食べるのってなかなかないので楽しいですね。

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この地方の名物小魚料理です。こちらは割とフランスらしい料理ですね。オリーブオイル漬けで柔らかく、ちょうどいい塩加減です。お酒とよく合う。さらに、クリームコロッケを注文しました。フランスにはない料理なので久しぶりの揚げ物に大興奮しました。

 

とうわけで、楽しくて美味しい海辺のまちビアリッツでした。

サーファーがとにかく多くて、昼間はちょっとうるさい街です。海辺で道具のレンタルがあるので、日本で経験のある方なら気軽にサーフィン出来るかもしれません。それから、フランスの海全部そうなんですが、浮き輪を使う人が全然いません!!幼稚園児ならまだしも、大人が使うのは恥ずかしいかもしれません。

 

さて明日は!

小さな高級リゾート地、美しいビダールの海辺で大人のヴァカンス!一番楽しみにしていた街です!旅行が終わってほしくない・・・。

 

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