エミリーの家

フランスパリに住む日本人です。色々なトラブルに巻き込まれます。最近帰国しました

パリ革命記念日(バスティーユデイ)最高の過ごし方・花火とパレードのコツ!

7月14日はパリ革命記念日です。最も効率の良い見学の仕方を教えます。参考にどうぞ。

パリの一番大きなお祭りの日です。英語ではBastille day(バスティーユデイ)、フランス語ではParis féte(パリフェット)といます。シャンゼリゼ通りでは警察・軍の大掛かりな大パレード!上空では軍航空機が行進し発煙筒で模様を描きます。また、最大の見所はエッフェル塔から上がる芸術的な花火です!

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2018年撮影
スケジュール

 

パレード 09:00〜12:00
花火 23:00〜23:40

 

注意点

  • パレードは長時間日光に晒される。
  • 近くで水は売っていない。必ず持参する。
  • 花火はシャンドマルス公園以外の場所では楽しめない。
  • 花火の帰りに電車・タクシーを使うのはほぼ不可能。必ず徒歩で帰れる場所にホテルを取ること。
  • 体力のない方や子供づれの場合、テレビ中継の方が楽しめる。

状況に合わせて見学方法を選ぶ

1 テレビ中継

当時はホテルのチャンネルをつければほぼ全ての局でフェスティバルの中継が一日中流されています。その場所に行く臨場感や大きな感動は味わえませんが、快適な部屋でワインとおつまみを片手に見学パーティーをするのも楽しくておすすめ。特にパレードは実際に行くより良い角度で、一般客に公開されない大統領演説や楽団なども楽しめます。花火はシャンドマルス公園以外からは楽しめないプログラムになっていますが、待ち時間がかなり辛いので、子供づれならかなり遠くから花火のパチパチを観る程度にして、あとはテレビで観ることをおすすめします。

 

2 高層マンションの知人宅やホテルから

筆者は2017年知人宅に招待してもらい花火を見学しました。とても楽しいしガラス越しに花火が見えるのは贅沢なのですが、花火のプログラムは会場の音楽と、正面のプロジェクションマッピングあってこそなので、横や後ろからでは魅力的に見えません。結局部屋でテレビ中継を同時に流しながら観ました。「あ、こうなってたんだ〜!」ってなります。エッフェル塔が見えるホテルを取っても同じことが起こります。花火だね・・とはなりますが感動はできません。エッフェル塔から花火が打ち上がるのです。でも、高層ビルからパリ中を眺められるのでそれだけでも楽しかったりします。温かい作りたての食事もマンションならではの楽しみ方ですね。

 

3 現地に見学しに行く!

現地での見学方法とコツを写真付きでご説明します。

パレード

持ち物:水、帽子、タオル、サングラスあれば(※三脚と自撮り棒は持ち込み不可)

およそ9:00〜12:00までと結構長いのでご注意ください。会場へは朝8:00には着くつもりでいましょう。8:00でも遅い方です。

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ほぼ全ての道路が封鎖されており、シャンゼリゼ通りに近づくのが大変です。上の写真はアレクサンドル3世橋です。ここから入場できます。招待状の有り無しで列が分かれます。荷物検査があるので15分ほど待たされます。ここからシャンゼリゼ通りの見学スペースまでさらに15分ほど歩きます。

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会場はこのようになっています。柵が二重になっており、この時間だと2列目ということになります。3列になることはありません。1列目を狙うなら朝6:00に現地・・ですかね。試していないのでわかりません。ただ、一列目でも本当に先頭に陣取れなければ、背が低い日本人にはただただ前の人の背中を見つめるだけになってしまいますのでご注意ください。

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このような状態で1時間近く待つことになります。場所によりますがパレードの先頭が到着するのは9:30くらいかもしれません。

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いよいよパレードが始まりました!女性の身長ですと背伸びしなければ見ることができません。脚と首が疲れます。休み休み観ましょう。

海軍・空軍・陸軍・各地方警察・消防士・・・などなど国を支える全ての英雄たちのパレードです。それぞれの制服がバリエーション豊かで楽しく、豪華で威厳があります。部隊ごとに人気に差があるようで、ものすごい歓声が上がる部隊なんかもあります。信じられないほどの部隊数と人数が息の揃ったパレードをします。

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なんと本物の軍事車両や航空機もパレードします!

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わあ・・すごい!!豪華すぎる!

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騎兵隊です。馬がこんなに!!!よく制御できますよね驚きです。この文化日本にはないので結構衝撃です。ナポレオンも、これと同じように凱旋したのでしょうね!制服もそんなに変わっていないでしょうし。ナポレオンがアウステルリッツの戦いの後、このシャンゼリゼ通りをパレードし、この先のアーチをくぐったから、凱旋門なのです。

余談ですが馬のパレードの後は道中がう●ちだらけ。その他ヨーロッパの国々ではちゃんとう●ち受け用の袋が馬の後方に取り付けられているんですけどフランスは道にほったらかすのが普通なんですよ。全く・・・フランスでは警察官が普通に馬に乗って巡回してますが、気をつけないと道に落ちたそれを踏みます。←経験済み

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さて空軍お披露目です!毎年恒例の、色付き発煙筒をつけた航空機がスタートを切ります・・・フランスの愛すべき国旗色である赤・白・青・・・・なんですが。青が一本赤になってる!! えーーっ。軍事パレードの最大の見せ場でこんなミスする?大丈夫この国?この日ツイッターで世界中からからかわれていました笑。日本なら大問題でワイドショー持ちきりなんでしょうけど、全然気にしない所にフランスらしさを感じます。ほんっと適当だよね!

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美しく並んだ航空機がパレード!動画でお見せできないのが残念でならないのですが、写真よりずっと大きく見えて音がものすごいです。たくさんの種類の軍用航空機が見られますよ!

 

ここまでで開始からおよそ3時間。時間は12:00過ぎです。帰りも人混みで結構大変です。

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この日、全ての軍人や警察官はスーパーヒーローです!!そもそもこのパレードの目的は、彼らを讃えるだけでなく、子供達に「将来軍人さんになる!」と思ってもらうための役割が大きいのです。無料で配られている紙のフランス国旗も、裏側には「軍・警察志望者募集中!」と書かれています。子供たちを中心に若い女性もキャーキャー言いながら記念撮影してもらいます。軍人さん嬉しそう。誇らしいでしょうね!

 

というわけで、3時間以上立ち続けの上パレードが綺麗に見学できるわけではありません。全貌をしっかり観たいならテレビが勝ってしまいますね。パレードはテレビ、花火は現地で・・・のような選択肢もありです。体力をうまく使ってください。

 

花火

持ち物:水、タオル、帽子、レジャーシート、クッション、軽食

花火の見学ができる場所はシャンドマルス公園です。エッフェル塔正面に続く広い芝生広場の事です。この公園内で見学しないのなら、テレビで見る方がましかもしれません。それくらい、この公園内で見る花火が圧倒的に素晴らしいのです。また、帰りは電車も車も使えないので歩いて帰ることになります。ご注意ください。

花火は23:00開始です。遅くてびっくりしますがその時間にならないとフランスでは日が沈まないのです。

公園には18:00頃に着いておいたほうがいいでしょう。

何も知らなかった私はちょっと早いかな・・と思いつつ21:30に公園に着いたのですが・・・。

↓公園のそばの芝生にすでに大量に人が座っていて度肝を抜かれました。

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ちなみにメトロは封鎖されていて近くでは下車できません。何個か先の駅から歩くことになります。タクシーだと交通規制でこの辺りには入ってこられません。私は家から歩いて来ました。

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↑公園の入り口部分ですでにこれです。ここでは花火が十分には楽しめません。

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↑こちらがシャンドマルス公園です〜。芝生?見えません!人があまりに多すぎて!青ざめました。奥に立っている人が見えると思いますが、一生懸命探しても全然座るスペースがないのです!21:30は遅すぎました。

普通はここでポッキリ折れるでしょうが、フランス生活で「自己主張をする」ということをがっつり教わった私はめげませんでした。端っこの、ほんのちょっとの隙間に無理やり入り込み小さく体育座りをする事に。体が小さくなかったら許されなかったかもしれない・・・。

ここで絶対必要なのがクッションです。そんなでかいもの持って行くなんて・・・と思いますよね?でも絶対必要です。地面は岩のように固くゴツゴツしており、身動きができないまま数時間待つのは本当に地獄ですよ。私は知識がなかったので、持っていたタオル、帽子、カバン、両手、全てをお尻の下に敷きましたが痛いのなんの!鬱血して皮が剥けるんじゃないかとか思いました。時間より日差しよりお尻が辛くてもう帰ろうかと思ってしまいました。

恐らく、狭すぎない場所取りができるのは18:00ごろまでです。

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私が座れたのはこの辺りです。写真奥、エッフェル塔の足元にオレンジ色の光が見えると思うんですが、これはイベント用特設舞台です。歌劇やオーケストラの生演奏が行われていました。全く見えませんが。生演奏も楽しみたいという方は多分朝6時くらいからそこに居ると思われます。正直、日本の花火の場所取りより過酷です。日本ならレジャーシートを名前付きで敷いて放っておけばいいんでしょうがフランスはそんなのどかされてしまいますよ。

開始まであと30分、若くてチャラい感じの外国人の男の子数人が、堂々と立ち見し始めて、何時間も場所取りしていたフランス人が「アッシ!アッシ!(座れ!座れ!)」とコールを始めましたが通じず・・・。まあ日本なら、おじさんが怒鳴るか暴行しだしそうですよね。なんだかんだフランス語で文句言うだけで、外国人が失礼なことをしても飲み込んで受け入れてくれているフランス人をすごく尊敬しました。

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23:00には真っ暗に。カウントダウンが始まります!

ただしここでトラブルが!!結局マナー違反の立ち見客が溢れ、全員立つ羽目になってしまったのです。暗い中一気に両サイドから押し込まれて大変危険な目にあいました。芝生エリアに入りきらず通路にいた人たちが一気に押し込んできたようです。何時間も前から間場所取りしていた子供づれの家族も沢山いたんです。彼らがどうなったのか本当に心配。会場は満員電車状態になってしまいました。

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フランス国旗のプロジェクションマッピングです。みんなでフランス国歌を歌いました!会場の一体感が素晴らしい。現地ならではの体験ですね。ドキドキしてきた。

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開始!

エッフェル塔から!螺旋状に花火が!!こんな花火見たことないです!塔そのものから上下左右に打ち上げるとか日本では見たことがないです。距離が近いので音も迫力があるんですが、とにかく工夫と創作性、芸術性が素晴らしい。花火ってこんなに華やかで可能性を秘めていたの!?

 

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塔の背後の地面からも沢山花火が打ち上がります!全部の花火が音楽に合わせて打ち上がります。

日本の花火大会は、途中、静かにゆっくり特大サイズを披露する時間とかがあると思うんですが、エッフェル塔の花火は常に音楽のリズムとエンタメ性が途切れなくて驚きが尽きません。

音楽は有名なクラシック、アメリカンPOP、フレンチPOP、有名なフレンチクラシックと様々なパートに分かれ、音楽に合わせた色にエッフェル塔が変化していきます。曲は6〜8曲だったと思います。すみません数えていませんでした。

プロジェクションマッピングも、エッフェル塔をよじ登る男が現れたり、ダンスしたり、ピンクのハートがあしらわれた可愛い演出など目が離せません。

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ぐるぐる渦巻き状に放たれた花火!

いやあ・・・圧巻・・・辛い待ち時間が吹き飛んでいく。来てよかった。とんでもなかった。

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動画やライブフォトをここでお見せてきたらもっと凄いって伝わるんですけど!

とにかく色・フラッシュ・花火の形と向きが目まぐるしく変わって、観る人を楽しませ続けるエンタメ性がものすごかったです。

何時間も待っても「見て本当によかった。これは観るべきだね」って夫と話しながら観ました。40分ほどのプログラムなんですがもっと長く感じました。内容がぎっしりだったと言う感じ。常に目を丸くしてしまう感じ。一瞬も飽きませんでした。

こんなエンタメ性あふれる花火って他にあるんでしょうか?私は知らなかった。あの有名なエッフェル塔から!火の玉が大量に放出されるんですよ!

演出上本当に、この公園以外の場所からだと何やってるのか全くわからないです。贅沢ですね。

23:40大きな拍手の中花火終了!!みんなごきげんで歌いながら帰りました。

先ほども書いた通り、帰りに地下鉄は動いていません。遠くの駅まで歩けばそこから動いているかもしれませんが、終電時間が近いですしあまりにも人が多く、乗れるかどうかもわかりません。多分無理です。私は自宅まで歩いて帰れる距離だったので安全でしたが、遠くまで移動するなんて信じられないくらい帰りの移動が困難です!

 

いかがでしたか?私は観てよかったと思いましたが、自分に合った方法で無理なく楽しんでくださいね!それでは!ボンヌソワレ。

 

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